京都マラソン2015完走!観光名所と多彩なコースで京都の街をたっぷり堪能してきました、そして救護スタッフに感謝

京都マラソン2015完走証とゴールの平安神宮

2015年2月15日、京都マラソン2015、走ってきました。
高校駅伝などでお馴染みの西京極競技場がスタート。
参加者16,000人、スタートブロックA~KのFでのスタート。
都市型マラソン参加は、奈良マラソンに次いで2回目。
奈良マラソンより人数が多いので早めに競技場にスタンバイ。
しかし、意外にも約6分ぐらいでスタート地点に進め、とてもスムーズなスタートでした。
競技場に向かう人たち。
申告タイムにより、ブロックが分けられます。

西京極競技場スタート入口

今回は早めにスタンバイ、まだランナーはまばらです。
寒さ対策のため、スタートの号砲まで、本人が不要とするセーターやジャンパーなどの衣類を着用できるようになり、ゴミ箱が設置されています。
(100円均一のポンチョを着用し、スタート時捨てるつもりでしたが、結局最後まで腰に巻いて防寒対策になりました)

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前半は嵐山に向かう上りコースですが、後半は下りと比較的ふらっとなコース。
なので、前回のアップダウンの激しい奈良マラソンから比較すれば、後半も少しは余裕があるかなと楽観しながらの出場。
しかし!結果的にはやはり後半はまったく余裕なし(汗)
前半は観光気分で、桂川、渡月橋、広沢の池を進み、世界遺産の仁和寺のすぐ横を走り抜けテンションあがります。
なので上りも負担にならずに順調な走り!
天気予報は、曇のち晴れ、気温11度と良いコンディション。
しかし、10kmあたりから小雨が降り始め、ちょっと山に向かっているからかなーと思っていたものの天気は回復せず。
それでも後半は雨もやみ、シューズもなんとか濡れずにすんだので、お天気はまずまずということで。
寒さ対策はばっちりしていたのですが、それでもやっぱり後半は寒かった(特に顔が・・・)
参加賞のBUFF(バフ)↓も寒さ対策に活用できるとあって、皆さん頭から首に着用してました。

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問題は後半25km以降は観光スポットを楽しむ余裕もなく、とにかくひたすら走る。
北山通りの折り返しは、ただただ長くて記憶に無い。
ここから先、都大路駅伝コース3km同じコースですと看板があるにも関わらず、駅伝イメージしても颯爽と走れない。
それでも通りのオシャレなカフェやレストランはチェック出来ていたのは、お昼にかかりお腹が空いてきたせいだったのかも(笑)
そして新設の府立植物園内を走るコースも、まったく植物見る余裕なく、賀茂川~鴨川の河川敷へ。
何回か走ったことはあるので、実はあまり感動?もなく、鴨川デルタも見逃し、川風が冷たいので早く幹線道路にでたいようーと思っている。
あとは、35kmの京都市役所のエイドの生八ツ橋を目指して走る。
いろいろな味、色の生八ツ橋があり、抹茶の八つ橋を頂きました~
今回は、エネルギー補給のゼリーなどを距離毎に食べて、後半の体力をつなげようと万全の体制であったにも関わらず、エイドの給食を見てついつい食べてしまって計画だおれ。
もっともウエストポーチからゼリー出すのもしんどくなっていたのです。
今回の京都マラソン、最後まで人がびっしりで後半になっても意外に歩いている人や休んでいる人が少なかったこと。
そのせいもあって、エイドで止まってじっくりゼリーを食べるという気になれなかったことも要因。
道にそれて休むスペースが思ったよりなく、ストレッチも邪魔にならないように行い、とにかく先に行かなくてはといった感じでした。
今回はコースも見直し、関門もゆるくなったことで完走率も95.2%と前年よりも高かったとのこと。
平安神宮の鳥居が見えたら、最後の力が湧いてきました。
そして、無事ゴール。
完走賞のバスタオルとメダル。

完走賞のバスタオルとメダル

あと、バナナとドリンクも。
で、ゴール後10分ほど待ち合わせ場所を目指して普通に歩いていたら、突然非常事態が・・・
なぜか尻もちついて倒れていたのです。
正確には突然右足がつって倒れたのですが、痛いと気づく前に右足が歩くことを拒否した感じでした。
私の意志とは別に、脳と足が別々に動いた?
で、すぐに近くにいたランナーの方が気づいてくれて、「大丈夫ですか?足伸ばしましょうか?」と声をかけてくれ、その直後に救護班の若いお兄さん2人がやってきてくれて、すぐに処置をしてくれたのです。
実はこの時、立て続けに両足がつって2人に介抱してもらった次第。
それで、一応更衣室で休んでくださいと、荷物も受け取ってもらいそして車いすで運んでもらいました。
なんだか大事になってしまって、申し訳ないやら恥ずかしいやら・・・。
「いや、気温が低かったから仕方がないです、完走おめでとうございます。この寒い中、頑張りましたね」って励ましてくれながら、足ほぐしてくれて恐縮しまくりでした。
本当に助けていただいた皆さんに感謝です。
そのおかげもあって、すぐにリカバリーしてホテルに問題なく帰ることが出来ました。
前日受付のイベントも、ブーズ会場も華やかで楽しく、いろいろサンプルや景品をもらったり、前日から元気がでる楽しい会場でした。
大会スタッフの皆さん、本当にありがとう。
今回は、前泊後泊と2泊したことで、体もラクでしたし、京都観光もゆっくり出来ました。
マラソンの次の日は、ほとんど記憶になかった府立植物園に行って、試走ではなく後走?
実際園内の走ったコースを歩き、一足早い春を愛でてきました。
咲き始めの梅園。

府立植物園の梅園

園内では早春の草花展が開催、この日は暖かく春の陽気。

府立植物園の早春の草花展

そして、北山通りのマールブランシュでケーキをのんびり食べてきました。
やはりどんなコースであっても、42.195kmはキツい、特に25km以降からスタミナ不足。
しかし、この年齢で無理はしない、これからもゆっくり完走が目標です。
6時間の制限時間が厳しくなる日も近いけど、もう少し頑張ります。
でも7時間の東京マラソン、大阪マラソンがある。
まだまだフルマラソン、挑戦できそうです!