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仕事本も断捨離、シンプル生活を目指して!2015年勝手にブックランキング・ベスト10

勝手にブックランキング・ベスト10
今年の購読数は例年並みの144冊。

振り返ってみると、読書記録をつけているyonda4!で自分なりの星5段階ランク付けで、4つ星が意外に多かったこと。

ということはなかなか充実した読書年であったということでした。
なので、いざランキングをつけようと思うと、例年は1位、2位はほぼすぐ決まるのですが、本年は甲乙付けがたい悩んだランキングでした。
まあ、言い方を変えると概ね満足しているけれど、突出した感動もなかったと言えないこともないかも(笑)

さて今年は、事務所の引越しもあり、あの狭い部屋にも意外に仕事本がたくさんあったことを実感。
日焼けもしておらず、新品同様、本としてはかなり良品。
しかし、仕事がらどの本も今となっては、無用のIT懐かし書籍がほとんど。
廃品回収に出すのも無念で、だめもとで古書店に持っていくと、意外にもわずかしらのキャッシュバックがあったのでした!
と、その他、要らない書類はシュレッダーに、今後はスキャナーでペーパーレス化と断捨離元年。
2016年は、スリムでシンプルな仕事を目指します。

そして、今年は大好きなフジモトマサルさんの2016年カレンダー購入しました。
2015年度版はなかったので、待ちに待った楽しみにしていたカレンダーでもありました。
しかし、2015年11月フジモトマサルさんが病気でお亡くなりになりました。
とても残念です・・・。
貴重なカレンダーとなりました。1月毎に大切に捲ります。

さて、2015年ランキングの発表です。

第10位は、

4847091795東京百景 (ヨシモトブックス)
又吉 直樹
ワニブックス 2013-08-26

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まさに今年の本・小説の世界を盛り上げてくれた又吉直樹。
まさか小説を書いて芥川賞を受賞するなんて、この本を読んでいたときは予想だにしていないかった。
とはいえ、ただ芸能人がちょっと傍らにエッセイを書いている感じではなく、その内容には以前から充分満足していたし言葉の巧みさや表現に感動すらしていたので、自分の見立てもなかなかのものかもと密かにほくそ笑んだのです。
この本の中では、受賞作に書かれた舞台や先輩っぽい人も登場したりと、なにがしら伏線が見え隠れしているので、「火花」を読んだ後に読むと2度楽しめるかもしれません。
次の作品が期待されるところですが、周りに潰されずに独自の世界を紡ぎ続けて欲しいと願っています。


第9位は、

4396634498パレートの誤算
柚月 裕子
祥伝社 2014-10-10

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この作品を含め4作品が立て続けに発売され、今までにないペースで読むことができてファンにとっては嬉しい年でした。
そして、第154回直木賞(平成27年下半期)候補にもなっています。
4作品の中ではこの作品がいちばんテンポがあったものの、短期に4作品を読んだので、なんだかストーリーがごっちゃになってしまった感も否めない。
読む間隔というものも考える必要あり!と乱読気味傾向を反省した次第です。
著者の各作品は、本タイトル(題名)にテーマや想いが込められている。
その意味を分かった上でもう一度読み返すとまた風景がちがってくるのかもしれない。
少し時間をあけて、また読んでみようと思う。


第8位は、

4344028244プラージュ
誉田 哲也
幻冬舎 2015-09-17

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感動するほどに、感想がなかなか伝えきれない自分の語彙力、表現力の非力さを嘆くに値する作品の一つ。
静かな時間が流れているのに、悲しみや無力さ、さまざまな感情が入り乱れてちょっと苦しい気分にもなるけど、優しさにも満ちている不思議なジャンルの物語。


第7位は、

4163901361あなたの本当の人生は
大島 真寿美
文藝春秋 2014-10-07

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著者が描く女性たちは、どの作品も神秘性を秘めた個性豊かで出会ったことのない女性ばかりである。
そして、女性たちの人間模様が面白く、この魅力にひかれて、過去の作品をゆっくりとしたペースで読んでいる。
直木賞にもノミネートされた作品であり、私の中では本命だった。
しかし、この回は「サラバ!」が受賞して結構話題になり、とても残念で未だに「サラバ!」は読んでいない(笑)


第6位は、

4344026721ナオミとカナコ
奥田 英朗
幻冬舎 2014-11-11

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久々の著者傑作!前半・後半と2人の視点で書く手法、女性を描いても違和感なく、最後までハラハラドキドキの展開と満足のエンターテーメント。
現実にはありえない設定のコトロもありだけど、それも気にせず許せる痛快小説だー
と、読んだ直後のかなりエキサイトした感想である。
映画を見ているような気持にさせてくれる。
これは映画やドラマになっても、小説の方が絶対面白いと思う!


第5位は、

4104277037謎の毒親
姫野 カオルコ
新潮社 2015-11-20

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往復書簡という形式での回顧調の話の手法がとても斬新で、メールが主流となった現代において、逆に洗練されたおとぎ話のようである。
まともに描くと理不尽な話もシュールに表現されると、なんだか昔はそうだったよねぇ~と懐かしく思えてくるから面白い。
読後は、題名も装丁もピッタリだ!といとおしく思えてくる。
昭和のノスタルジーを感じるのは私の年代だけかしら。
同年代にお勧めします。


第4位は、

4163902651長いお別れ
中島 京子
文藝春秋 2015-05-27

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またまた著者の作品の中で、大好きな一つに。
認知症の父親をめぐる親子3代の話であり、家族の繋がりをコミュカルに描きながらも、最後はグッとくるあたたかい家族の物語である。


第3位は、

4062195321君の隣に
本多 孝好
講談社 2015-06-11

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それぞれの章で登場してくる人や出来事がだんだん一つに繋がっていく過程で、人との深い繋がりや信頼関係が明らかになっていく、著者らしい作品。
最近は、映画化される作品が多いけどまだ見たことがない。
どの作品も映画化されるような内容ではない気がするんだけれど、淡々とした機微を表現する邦画には向いているのだろうか?
観客に見てもらいたい映画ではなく、映画監督が撮りたい作品なのだろうか・・・ちょっと不思議である。


第2位は、

4104066109太宰治の辞書
北村 薫
新潮社 2015-03-31

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題名だけでは内容がわかりにくいだけに、あまり先入観なしに読んだのがよかったのか、地味なんだけど本好きとして素直に共感し、この本に出会ったことに感謝したのでした。
高野文子さんの装丁も素敵だし、なにより本からいろいろなことが読み解ける楽しさ。
こんな贅沢な読み方、旅をいつかしてみたいと。
そのための出会いの著書を求めて、いろいろなジャンルの本にも挑戦しようと思います。
そして、これはシリーズ本。
過去のシリーズは、古書巡りで見つけてみるのも面白いかも。


第1位は、

4062196557ヨーコさんの"言葉"
佐野 洋子 北村 裕花 小宮 善彰
講談社 2015-08-05

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NHKでも放送されていたヨーコさん、5分間番組を何気に見ていたのですが、いいなと思ったときには再放送もなく、録画しとくんだと後悔しきり。
しかし、本はなんども読み返しが出来て、映像もリンクして元気をもらっています。
普通のおばさんのイラストと文章がマッチして同感しきり。
今抱えている表現できない気持ちを代弁してくれているそんな強い見方でもある。
佐野さんの他のエッセイでの続編発刊を強く希望!


さて、恒例おまけの番外編。
追悼、フジモトマサル氏の本。

4122050189こぐまのガドガド (中公文庫)
フジモト マサル
中央公論新社 2008-04

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これ↑やっとの思いで購入しました。

毎年、年末にご褒美本として本をまとめて数冊購入するのですが、今年はその1冊として、フジモトマサル「いきもののすべて」を買う予定でした。
しかし、いざ年末に購入しようとすると、フジモトさんの逝去に伴って、本がすべてなくなっていたのでした。
出版年の古いものは絶版になっているものもあるのですが、それでも在庫はあったはずなのに、ネット上では出版年が最近のもの3冊以外、すべて中古品しかない状態。
そして、価格が高騰している!

ネット検索を駆使しても、なかなか手に入らない状態。
そうなったら、こっちも商魂たくましい中古品は買いたくないと在庫をさがす日々。
「こぐまのガドガド」だけ在庫がありそうな感触。
で、最後に頼りになるのが書店です。
明文堂書店に行って、この「こぐまのガドガド」「いきもののすべて」を探してもらい、
「こぐまのガドガド」は取り寄せてもらうことが可能に。
「いきもののすべて」は出版社の連絡待ちで後日、電話連絡してくれることに。

そして、3日後に、この「こぐまのガドガド」がようやく新品、定価で購入することができました。
「いきもののすべて」はやはり在庫なしであきらめましたが、機会があったら、古書店で実物を見つけて買うつもりです。

癒し本として、宝物の1冊として加わりました。

さて、2016年も新しい本の出会いを期待して、読書の旅を続けます。


ちなみに2015年までに読んだ本のリストは、恒例のよんだ4!のサービスを利用してアーカイブしています。
本を探している人は、ご参考に(なるかも知れません)

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