基本的にページ表示は、バージョンアップしただけなので変わっていません。
とりあえず、サイドメニューのMTのロゴ、MT4からMT5に変更してみました。
管理画面デザインは、大幅に変わっていますが(WordPressと酷似)、
メニュー配置が上部から左サイドに変更になったものの、機能の大幅な変更は基本的にはないですね。
さて、MT5へアップグレードするときの注意事項
1.現状のMT環境の認識
2.現在利用中のレンタルサーバ環境が、MT5に適応しているか確認
この2つを必ず把握する必要があります。
詳細は公式ページ「必要インストール環境と、ブラウザ動作環境」にも明記されていますが、
最大の変更点
変更1.データベースは、MySQL(5.0以上)のみ
・MySQLのバージョンもチェックが必要、すでにMySQL適用でもバージョンが4の場合あり。
↓↓↓
サーバにMySQL5.0以上がサービスに含まれていれば、アップグレードOK。
但し、使用できるMySQLの個数が決まっているサーバが多いので、使用していないMySQLがあることが前提。
まずは、MT4にてSQLite、もしくはPostgreSQLをMySQLに移行しなければならない。
変更2.文字コードはUTF-8のみ
・カートシステムなどのCGIの関係から、SHIFT-JISコードタイプあり
(MT3世代からのサイトに多くあり)
↓↓↓
上記要件がクリアできれば、MT4にて文字コード変更を行ってから、MT5へのアップグレード。
但し、変更1のDB移行よりは、移行手順が煩雑、大変。
事実上、アップグレードしてまでUTF-8への変更を行う必要性があるか疑問。
という点で、いちばんアップグレードが最短な条件は、MT4ですでにMySQL5.0、UTF-8環境で運営しているサイトということになります。
さて、そもそもMT4でCMS構築が確立したバージョンのものを、条件を変更してまでアップグレードする必要性があるのかということも、一部でいわれているようです。
この判断は、MT5が出たばかりということもあり、まだまだ判断できないところではありますが、
ただでさて、通常のアップグレードを行うにも、一般ユーザは躊躇しがちである中、さらにDB移行などを行う前処理が発生するとなると、なかなか難しい選択だなぁ。
MT4→MT5への自動アップグレード機能は贅沢としても、これからのMT5でのバグフィックスやセキュリティバージョンアップには自動バージョンアップ機能が必須であって欲しかったと強く思う。
まあ、それはともかくとして・・・
今回、「MovableTypeでCMS構築しよう」でアップグレードした環境要件は、
MT4で、SQLite、UTF-8の環境でのアップグレードを行いました。
実際の手順は、「MTのプラグイン活用」メニューカテゴリにて随時アップしていく予定。