郵便局の消印の一種、風景印を巡る旅デビュー元年です

銀座ー風景印

この写真は風景印。銀座支店郵便局にて。
ちなみにWikipediaでは、
風景印(ふうけいいん)とは、郵便局に配備されている消印の一種である。正式名称は風景入通信日付印(ふうけいいりつうしんにっぷいん)。
引用:Wikipedia:風景印
とあります。
風景印を知ったのは、「東京 しるしのある風景」松田青子(著)。
乱読気味の読書ライフの中、新しい世界を見つけた!とささやかながら嬉しい発見でした。
著者の新刊というだけで、なんの先入観もなく手にとった1冊。松田さん、変わった作風なので、ユニークなエッセイなんだろうなぁと読み始めたところ・・・
ようやく題名に意味があることに気付く鈍さ(笑)
確かに、本の装丁にも風景印が描かれているではないですか・・・。


身近な郵便局にこんな素敵なものがあるなんて、昨今、御朱印ガールなどが流行っているけれど、こちらのほうが、地味!?だけど可愛くて魅力的。
風景印を集めている人も、たくさんいらっしゃる。ネット上で風景印で検索すると、収集家の方のブログやサイトが出てきます。
と、かなり前置きが長くなりましたが、この本をきっかけに風景印を集めることにしました。
私の収集スタイルとして、
・仕事や観光などで行った場所(できれば県外)の風景印を集めること
・風景印収集がいちばんの目的ではなく、仕事や旅の合間に記念として、時間の余裕があるときに
とゆるく長く続けて行こうと決めました。
一応、こだわったものは、風景印を押してもらうための手帳&ノート。
持ち運びが手頃な大きさのシンプルなノートを探して、月光荘のスケッチブック0F(緑)に。
銀座のお店で紙の厚さを手で確かめて購入。
さて、最初の記念の風景印は春の東京。
WEBセミナーの会場は汐留、各セッションの合間に近くの郵便局に。
新橋郵便局、銀座郵便局、汐留シティセンター郵便局とめぐりました。
さて、風景印をもらうために必要なこと。
62円以上の切手を購入する、あらかじめ未使用の切手を貼っておいてもOK。
切手付近の好きな場所に押印してくれます。
郵便局員さんは、皆さんとてもフレンドリー。気軽に応じてくれます。
ただ、列が長い場合は、他のお客さんの迷惑にならないように、きちんと手帳を用意、短時間で済ませるように気を使います。
はじめての風景印は押印してもらうだけでドキドキでしたが、先日の横浜・鎌倉は多少の余裕あり。
とある試験受験のため秋の横浜に。
その際に鎌倉観光も兼ねて、風景印旅(5印収集)となりました。
土日は郵便局は通常はお休みなので、できれば風景印めぐりは平日がベストです。
ですが、休日でも大きい郵便局は開いています。そして風景印を押してもらえます。
横浜の2つは休日オープンの郵便局で。
鎌倉は平日巡りなので、江ノ電沿線の郵便局を制覇することもできましたが、あくまでぶらぶら旅がメイン。
ということで、3つの郵便局に。
まずは鎌倉大仏へ。

鎌倉大仏

そして、鎌倉大仏のある鎌倉長谷郵便局の風景印。

鎌倉長谷ー風景印

鎌倉駅の鎌倉郵便局も違った角度の大仏さんの風景印でした。
長谷駅近くのパン屋さんがやっているおしゃれCafeにて、しらすトーストランチセット。

しらすトースト(カフェルセット)

江ノ電沿線はどこもしらす丼が目立っていましたが、お米でなくてトーストで。
トーストの上にまろやかなジャガイモサラダ、それを覆うように、たくさんのシラスがかかっています。
土日は満員のカフェも平日は静か、ゆったりとして大変おいしくいただきました。
北鎌倉はまた今度ゆっくりと思いながらも、ちょっと変わり種風景印が欲しくて北鎌倉駅で下車。
鎌倉小阪郵便局は、枠が円でないものだったので、ぜひとも欲しいと思ったもの。

鎌倉小阪ー風景印

郵便局員さん、枠がきちんと写るかしらと心配しながら、かなり慎重に押してくれました。
少々、インクが濃いかも(笑)
建物は新しいのですが、丸ポストに和風のレトロな作りの郵便局でした。

鎌倉小阪郵便局(北鎌倉)

まだ紅葉には少々早かった風景印の円覚寺の山門にて、猫が迎えてくれました。
人馴れしていて、癒されてきました。

円覚寺の猫(北鎌倉)

あじさいの季節に、また訪れようと思います。
知らない土地にいくだけでも楽しいけど、それに風景印がプラスされて、さらに楽しい旅ができるなんて幸せです。
郵便局や収集家の情報を参考に、あまり欲張らずのんびり風景印集めの旅を楽しみます。
収集家は、切手にもこだわりがあるようです。
少し余裕ができたら、ご当地のゆかりのある切手と組みあわせたものにも挑戦したいなと思います。
さて、次はどこの風景印を集めましょうか~。
郵便局ー風景印