Google Maps APIの請求書がGoogle Cloud Platformから届く

2018年10月10日

Google Maps APIの仕様の変更に伴い、クレジットカード登録が必須になった。
設定したAPIは、テスト用のページであり、アクセス数が殆どないことから課金されることはない。
また12ヶ月間は300ドルが利用できることから、請求はされないと思うがやはり心配である。
定期的にGoogle Cloud Platformにログインし、確認すればいいのだが忘れることもある。
とモヤモヤしていたところ、10/3に「Google Cloud Platform & APIs: xxxx(ドメインID) ご利用分の請求書のご案内」メールが届いた。
宛先は、Google Payments。

Google Maps APIの請求書

Google Cloud Platformのマーク入りで
本文引用:

Google Cloud Platform & APIs の月額請求書がご用意できました。このメールの末尾に添付されている PDF ドキュメントをご確認ください。
重要: ご請求額は自動的に残高から差し引かれますので、お客様側でご対応いただく必要はありません。
・・・・

と続き、PDFファイルが添付されていた。
なんだか胡散臭い!?、なりすましメールかしらと思いながらも、添付ファイルをダウンロード、ウィルスチェックして開封。


Google請求書2ページ、請求金額は0円、安心したのでした。
テスト用に設定したMaps API、自分しかアクセスしていないので、有料アクセスになるはずもないのにちょっとビビる。
これから月毎に送られてくるようだ。
アクセスがなかった場合はどうだろうか?(来月の状況を見て報告します)
利用状況により、課金された金額が表示されるが、「Maps Free Tier」項目で差し引きされ、請求額はゼロになっている。
2つのプロジェクト設定を行っているので、2明細の請求書になっている。

Google Maps APIの請求書明細

この請求書が届く仕組みは、Google Maps APIの設定時に、請求アカウントの設定を行った際に、管理者アカウントであればメールで届く設定になっている。
参考:お支払いに関する連絡先担当者と通知の変更:Cloud Billing のドキュメント、Google Cloud
Google Cloud Platformのコンソール>お支払い メニューで確認できる。

Google Cloud Platformお支払いメニュー

お支払い>お支払い設定 で、
最下部に「お支払いサービスのユーザー」にユーザが表示される。
メインの連絡先の下に、
お支払いに関するすべてのメールを受取ります。
と表示されている。
さらに、[お支払いサービスのユーザーを管理する]をクリックすると詳細が表示される。
複数のユーザを設定している場合は、そのユーザーリストが表示される。
画像は、管理者のみの登録である。

お支払いサービスのユーザーを管理する

この管理者をクリックすると、
メール設定:お支払いに関するすべてのメール
メインの連絡先
と表示される。

お支払いに関するすべてのメール

Googleのヘルプにも書かれているが、
注: メインの連絡先には常に、お支払いに関するすべての通知が送信されます。
ということで、メール設定を変更・編集することが出来ない。
必ず届くということである。
参考:お支払いに関する連絡先担当者と通知の変更:Cloud Billing のドキュメント、Google Cloud
管理者(メインの連絡先)以外の場合は、メール設定は以下から選択できる。
・お支払いに関するすべてのメールを配信する
・お支払いに関するメールを配信しない
・お支払いに関する重要なメールのみ配信する(アカウント停止の通知など)
「お支払い」メニューには、「予算とアラート」という課金状況を管理できる設定もある。
これも設定することで、アクセス数の状況や課金ペースなどの状況を知ることができる。
アクセス数が多いサイトで、有料課金が気になる場合は、この機能が役立つであろう。
Maps APIを多用しているサイトでの状況については、また後日報告する予定である。