![]() | Webプロフェッショナルのための黄金則 Movable Typeテンプレートタグ虎の巻 Movable Type 4.x対応 (Web Designing BOOKS) エ・ビスコム・テック・ラボ 毎日コミュニケーションズ 2008-03-15 by G-Tools |
さて、本題へ。
今年は、去年に較べて購読数はかなり減ったとはいえ、よい本にめぐり合えた。
とはいえ、以下、順位をみてもらえばわかるように、かなりジャンルに偏りが見られる(笑)
前半は、芥川賞や本屋大賞など賞もの、ベストセラーなどを読んだが、あまり感動するものはなく、順位にはほとんどランキングされなかった。
読後感がすっきりする爽快なファンタジーノベルというジャンルのものばかりだった(^^;
ということで、ランキング。
第10位は、
![]() | 有頂天家族 森見 登美彦 幻冬舎 2007-09-25 by G-Tools |
作者:森見 登美彦の新刊ということで期待して読んだが、実はちょっと期待はずれ。
現実離れした話は好きだが、ちょっとたぬきに擬人化?したことに無理があった気がする。
次の作品に期待したいところ。
第9位は、
![]() | 夕子ちゃんの近道 長嶋 有 新潮社 2006-04-27 by G-Tools |
長嶋ワールド、独特の淡々とした作品。
これからも読み続けたいと思う。
第8位は、
![]() | サマーバケーションEP 古川 日出男 文藝春秋 2007-03 by G-Tools |
日経ビジネス「NBonline」で「社会に潰されず、サバイバルする手がかり」というタイトルで古川 日出男さんのインタビュー記事が紹介されていたので、まず軽めのこの本を選択した。
あと数冊、読まないと”社会に潰されず、サバイバルする手がかり”は見つからないかも。
第7位は、
![]() | ネコさまとぼく (新潮文庫) 岩合 光昭 新潮社 2008-06-30 by G-Tools |
まず、単行本にして猫の写真がたくさんあって、読み応えもたっぷりあるお得感いっぱいの内容。
ちょっと癒されたいときにも、片手ひとつでぱらぱらめくれるし、文庫本でのこのシリーズは保存版として揃えていきたい。BookOFFには絶対、売らない(笑)
第6位は、
![]() | しゃばけ (新潮文庫) 畠中 恵 新潮社 2004-03 by G-Tools |
シリーズ本、第1作。
どこの書店に行っても、このシリーズがいちばん目立つところに鎮座していたので気になっていたが、時代物ということでちょっと躊躇していたが、読まず(食わず)嫌いだった。
この時代背景がとっても粋に描かれている作品。次のシリーズも早速読むつもり。
第5位は、
![]() | 太陽の塔 (新潮文庫) 森見 登美彦 新潮社 2006-05 by G-Tools |
初期の作品であるが、これがすべての原点といえる作品かな。
第4位は、
![]() | ホルモー六景 万城目 学 角川書店 2007-11 by G-Tools |
代表作「鴨川ホルモー」の前に読んでしまった。
続編ということであるが、それぞれの短編、とてもよくできている。
読んでまたまた感激してしまった。「もっちゃん」が特にいい。
第3位は、
![]() | さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす 田口 俊樹 日本経済新聞出版社 2001-12-01 by G-Tools |
これは、10作品の中で異色ランキング。
自分の資質がWebで診断できる付録がついているという面白いタイプの本。
5つに資質については、「購入した本に「自分の強み!」を診断できるWebアクセスIDキーがついてくる」で紹介。
ここで紹介した記事の4つのうちひとつ○○としていた資質は、「規律性」
この5つの結果、予測どおりというかぴったりあたっていて、それほど新しい気付きもなかったが(笑)、ことしはこの資質がすべてマイナスに働いてしまって苦戦したなと反省。
プラスに働くようにもう一度、読まなくては・・・
第2位は、
![]() | ドミノ (角川文庫) 恩田 陸 角川書店 2004-01 by G-Tools |
息子が夏休みの読書感想文に選んだ本。
本などさっぱり読まない息子が、短時間で一気に集中して読んでしまったことにびっくり。
そんなに面白い?
半ば狐につままれながら読んだが、確かにこの本のスピードに乗せられて一気に読み上げないと面白さが半減するような小気味よいテンポの本。
私の勝手にベストテン、いよいよお待たせ
第1位は、
![]() | 鹿男あをによし 万城目 学 幻冬舎 2007-04 by G-Tools |
これは、まよわず私の中でダントツ1番!
テレビの後に読んだが、テレビも小説もそれぞれとてもよくできていた。
奈良の景色と歴史がうまく小説の中に取り入れられていて、鹿が話しても全く違和感なく受け入れられるところがすごい。
森見さんとよく似ていると言われているけれど、万城目さんの方が歴史的な背景がかなりしっかりしているので、奈良・平安時代がすきな人にはとても魅力的な1冊である。
さて、2009年、どんな作品に出会えるか楽しみ。
お正月は、封印していたパリーポッターの最後の7作目をのんびり読む予定(^^♪