Google Analyticsを導入するのは、今やあたりまえ。
このデータを元に自社サイトの現状、他社との比較、SEO対策、A/Bテストと幅広く、サイト改善、サイト戦略に利用できる。
とはいっても、データを眺めるだけでなるほど~と感心するばかりでこのデータを生かしきれていないことが多いのが実情ではないだろうか?
具体的に行えることは、データを閲覧するだけでなく、CSVデータでダウンロードしてエクセルなどでデータ分析を行う。
またはGoogleAnalyticsのアドバンスセグメント、カスタムレポートの編集などで絞り込んで行く。
ここからはエクセルの知識や少しだけ統計学も必要になってくる。
ただ、目的に応じてデータ解析も違ってくるので、簡単な解析でも十分見えてくるものがある。
さてこんな作業を簡単にレポートしてくれるサービスがある。
GoogleアナリティクスのXMLデータを使ってレポートしてくれるASPサービス、「アレスト(Arest)」だ。
無料と有料版(プレミアムプラン)がある。
無料版は機能制限があるが、これだけでもなかなかの分析機能をもっていて、多方面からのグラフ表示など、エクセルで分析することが簡単にレポートとして表示される。
成長戦略ポートフォーリオ(貢献度の高い入口)、検索からの集客ニーズなどのレポートのタイトルにグラフ表示、リスト表示と貢献しているページや改善が必要なページやキーワード設定がレポートからわかりやすく見えてくるところが特徴。
新規登録を行うとログイン情報が付与される。
設定はGoogleAnalyticsにログインして、XMLデータを8つダウンロードして、アレストにアップロードする。
データサイズにもよると思われるか、現状ダウンロード、アップロードとも問題なく行われ、5分ほどでレポートが作成される。
初めてレポートが作られたときは、ちょっとした感動である・・・
また、有料版は月額3,150円というリーズナブルな価格で機能も充実、PDFとして保存することができる。
有料版は、利用URL数が1→5URL利用でき、月間PV数の制限がない。
SEO対策の知識やスキルをつけてアクセスアップを行ってきた。そのためのページ改善も行ってきた。
アクセス解析で現状分析は把握できているものの数字の羅列だけで次の一手がわからない。
その一助としては大変わかりやすいレポートである。
ただし、サイト向上のヒントは与えてくれるかもしれないが、このデータをもとにサイトを改善していくアクションが重要になってくる。
仮説をたてて検証しての繰り返し、経験値も必要である。いずれにしても結構、難しいのだ。
アレスト(Arest)は、小川卓さんのリアルアクセス解析「GoogleAnalyticsのデータから、無料で「使える」分析レポートが作成出来る『Arest(アレスト)』レビュー」に詳しく設定などについてわかりやすく書かれています。