
2014年は、Google関連のブログで「スマートフォン」という用語が多く飛び交った年であった。
スマートフォン最適化、スマートフォン用のコンテンツ、スマートフォン用ウェブサイト、スマートフォン向けサイト、スマートフォンユーザー・・・
などなど
そして、正式にスマートフォンからのGoogle検索にスマートフォン対応しているWebサイトに「スマホ対応」を表示すると発表。
この「スマホ対応」が表示される条件が、以下の4つ
- 携帯端末では一般的でないソフトウェア(Flash など)を使用していないこと
- ズームしなくても判読できるテキストを使用していること
- ユーザーが横にスクロールしたりズームしたりする必要がないよう、コンテンツのサイズが画面のサイズと一致していること
- 目的のリンクを簡単にタップできるよう、それぞれのリンクが十分に離れた状態で配置されていること
それまでも、スマートフォンのアイコンが表示されていたり、Flashを利用しているサイトは、「Flashを使用、お使いの端末で動作しない場合があります」の表記などの試験を繰り返し行なっていた。
さて、試しにスマートフォン&Googleで石川県・北陸での旬なキーワード[北陸新幹線 観光]で検索してみた。
スマートフォンなので、位置情報やパーソナライズ検索の影響があるので あまり影響がでないために、一応いつも使わないAndroid標準のブラウザでGoogleログアウトして検索を行った結果。
![キーワード[北陸新幹線 観光]でスマホで検索 キーワード[北陸新幹線 観光]でスマホで検索](http://www.taskmother.jp/images/mobilefrendly02.jpg)
1ページ目10件中、「スマホ対応」表示は3件。
3件以外でも、スマートフォン対応になっているサイトは2件あった。
次は、[観光協会]で検索。
位置情報があるので、「金沢市観光協会」が1位となり、マップ表示。
右が2位以下の表示。

1ページ目10件中、「スマホ対応」表示は4件。
ただし、1位で表示されている「金沢市観光協会」は、アクセスするとスマートフォン向けサイトになっている。
この答えは、Googleが「ページがモバイル フレンドリーの条件を満たしているかどうか」を確認することができる モバイル フレンドリー テスト で判断することがある程度可能だ。
URLを入れるだけで簡単に結果がでる。
OKであれば、緑文字で「問題ありません。 このページはモバイル フレンドリーです。」
NGなら、赤帯のメッセージが表示される。
「金沢市観光協会」もユーザがアクセスする場合には、なんの問題もなく表示されるので致命的ではないにしろ、対応したほうが良さそうだ。
とまだまだ、はじまったばかりのサービスではあるが、サイト(スマートフォンでの閲覧シーンが多い業種は特に)にとって、2015年はスマートフォン対応は必須条件になってくる。
すでにスマートフォン対応したサイトも、Googleの「モバイル フレンドリー テスト」でチェックを行い、問題があれば対応していくことが重要である。
さらに細かくチェックしたい場合は、ウェブマスターツールで、
メニュー>検索トラフィック>モバイル ユーザビリティ
で問題点が表示される。
1年後には、「スマホ対応」の比率が大きく変わってくることであろう。
そうそう、この我がサイトも2015年の最大テーマはスマートフォン化である!