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MTのプラグイン活用

MT4からMT5へアップグレード[その3]:MT5のアップグレード後の設定

アップグレード後のMT4からMT5へきちんと移行できているか確認する。

1.MT5の新構成 ウェブサイト>ブログの関係

MT4からMT5へアップグレード[その2]:MT5のインストール」でも書いたが、
MT4で運用されていたブログ「MovableTypeでCMS構築しよう」は、cms.taskmother.jpとして1つのサイトとして扱われていたが、アップグレードでは、ウェブサイト配下のブログとして存在している。

mt5の移行後のブログ

作られたウェブサイトは、cms.taskmother.jpのサブドメインなので、ウェブサイトはtaskmother.jpとして表示されていた。

しかし、ウェブサイトの設定 [設定>全般] を見ると、名前や説明にはなにも入力されていない。
また、公開パス>ウェブサイトパスは、アップグレードしたcms.taskmother.jpのパスが引き継いでいるようだ。

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MT4からMT5へアップグレード[その2]:MT5のインストール

いよいよMT5へのアップグレード作業。

0.まずはバックアップ

MT4からMT5へアップグレード[その1]:SQLiteからMySQLへの移行と同様にバックアップを行う。

1.MT4からのバージョンアップ購入、MovableType5ユーザ数限定版のzipファイルを解凍。

アップグレードの方法は、MovableType.jpのアップグレードガイドを参照する。
これによると、アップグレードの方法は2種類。

 (1)既存のデータベースを残す、乗り換え方式
 (2)既存のデータベースを利用する、上書き方式

今回、利用しているサーバの機能で、MySQL5は1つしか利用できないため、

(2)の既存のデータベースを利用する、上書き方式

を採用。

MT5利用の場合、MySQLが必須となったので、レンタルサーバの基本機能条件としてとして、MySQL1個が必須であるが、
アップグレード時のバックアップ用として、
また他のMySQL使用のツールなどの併用を考えると、2つ以上が望ましくなってくる。
ただ、2個以上のサーバとなると、1個のものより高額となり選択肢としては慎重になってしまう。
また、利用個数だけでなく、MySQLの稼動能力も考慮にいれる必要性もでてくる。

今後のMovableType運用におけるサーバ選びが、ますます重要になってくるでしょう。

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MT4からMT5へアップグレード[その1]:SQLiteからMySQLへの移行

MT5では、データベースが「MySQL5」のみという環境条件であるため、MT4でSQLite、もしくはPostgreSQLの場合、まずはデータベースの移行をMT4の環境で事前に行う必要がある。

Movabletype.jpにも、「Movable Type 5 ドキュメント>SQLite / PostgreSQL から MySQL への移行」として移行手順が書かれている。

この移行方法は、

1.MT4のデータ全てをバックアップ(システムメニュー>バックアップ)
2.mt-config.cgiの設定を、MySQLへ変更
3.データの復元(システムメニュー>復元)

上記手順で、データベース移行を行う。

今回、MT4でSQLiteの環境からの移行作業を行った。

1.MT4のデータ全てをバックアップ

・システムメニュー>バックアップ

MT4システムメニュー>バックアップ

「バックアップするブログを選択」については、Movable Type 5 ドキュメントには、”ブログを選択”と書かれているが、ブログ全てを移行する必要があるので、”すべて”を選択して、バックアップを行う。

「バックアップを作成」ボタンをクリックすると、ダウンロードが開始される。

念のため、他の方法でもバックアップをとっておく。

・FTPで、SQLiteデータを保存しているフォルダのダウンロード
 (もし失敗した場合、このファイルをアップロードすることにより復元可能)
・ツール>エクスポートで各ブログの投稿記事、コメント、カテゴリなどのバックアップ

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ページ分割プラグイン「Paged Archives」利用でのタイトルタグの重複を改善

カテゴリページ(MT4:ブログ記事リスト、MT3:カテゴリー・アーカイブ)の分割を行うため、ページ分割プラグイン「Paged Archives」を利用している。MT3、MT4ともに問題なく運用している。

分割記事数毎に、index.html、index2.html・・・と出力される。
詳細は、このプラグインの使用方法については、「ページ分割プラグインを「ArchivePage」から「Paged Archives Plugin」に変更」参照。

さて、これでしばらく運用してきたが、Googleのウェブマスターツールで、「タイトルタグの重複」の診断。

新機能メニュー、
 診断>HTML の候補>タイトルタグ

このチェック機能で、分割したカテゴリページが、すべて同じタイトル名になっているとの指摘。

Googleウェブマスターツール

確かに、titleタグは、カテゴリ名ーブログ名の設定となっており、分割されたページ分同じタイトルが表示される。

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MT4.1→MT4.2へのバージョンアップでの不具合対処法・その2

さて前回の続き。

もうひとつの再構築エラーについて。

エラーメッセージ
--------------------------------
再構築エラー: テンプレート「メインページ(新)」の再構築中にエラーが発生しました:

<mtInclude>タグでエラーがありました: error in module

ヘッダー: テンプレート「ヘッダー」の再構築中にエラーが発生しました:

<mtsetvarblock>タグでエラーがありました: <mtIf>タグでエラーがありました: <mtLink>タグでエラーがありました: 'atom'というテンプレートが見つかりませんでした。
--------------------------------

これは、feedの扱いが変更されたため発生したエラー。

MT4.1では、フィード(RSS)ファイルは、AtomとRSSの2つのファイルを生成していたが、MT4.2になるとAtomだけの出力になっている。

そしてAtomの判別をMT4.1ではatomとしていたが、4.2では判別名がfeed_recentに変更されている。

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MT4.1→MT4.2へのバージョンアップでの不具合対処法・その1

MovableType4.1から4.261へのアップグレード(バージョンアップ)を行った際に発生した不具合に対する対処法。

FTPで最新版MT4.261(ライセンス版)のアップロードが完了。
管理URLへアクセス。
ログインを行うと、「アップグレード」ボタンが表示されるのでクリックで実行。
画面上でDBなどのアップグレードの経過が表示されて、バージョンアップが完了。

ここまでは、FTPでのアップロードミス(一部のファイルがアップされていないなど)がなければ、ほぼ問題なく行われる。

次に、各ブログ(複数ブログ)の再構築を行う。

運営ブログは、6ブログ。
今回のトラブルは、3件のブログに発生。

トラブルなしの3ブログは、MT4.1で新規作成したブログである。
これらは、問題なく再構築が行われ、ページの生成も問題ないことが確認された。

さて、トラブルブログの内訳

 ・2ブログ MT3.1で作成、下記のようなバージョンアップ遷移

   MT3.1→MT3.2→MT3.3→MT4.1→MT4.261

 ・1ブログ MT3.3で作成、下記のようなバージョンアップ遷移

   MT3.3→MT4.1→MT4.261

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MT4のCAPTHA認証がIEで表示されない謎は、javascriptとHTMLのタグ要素の関係

MT4.2でコメントスパム対策機能の一つ、CAPTHA認証ON設定で、文字列画像がでないという相談。

ただし、IE以外のブラウザでは表示されている。
Internet Exsplorerだけが表示されない。

IEのバージョン6、7で確認したところ、確かに表示されていない。
しかし、画像の部分が「×」になっているわけではなく、CAPTHA認証部分がすっぽり抜けおちている。

なので、IEでコメントした人は、「コメントの投稿に失敗しました」とメッセージがでてくるが、原因がわからないままなのだ。

この部分は、Javascriptで吐き出されているため、HTMLソース表示にしても簡単にはわからない。
で、Javascriptの解析ということになるのであるが、ブラウザ依存ということなので、やはりCSSが原因でしょう!?

ということで、いろいろ調べると、「ホームページ運営中の青年の覚書ブログ」さんのMT4.22+mt.Vicuna 2.2.0でのCAPTCHA認証の不具合を発見。

原因
その1:デフォルトテンプレートではなく、Movable Type 対応テンプレートmt.Vicunaを利用(←このテンプレートなかなかいいですよ、後半に詳細)

その2:CAPTHA認証を行うか判断するJavascript呼び出し 「id="comments-open-captcha"」 の使い方

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TagSupplementalsプラグインはMTのCMS構築に強力なツール

TagSupplementalsプラグイン
MTをCMS構築する場合、タグ機能を有効活用することを提案する。

TagSupplementalsプラグインは、MT3.3以降で導入されたtag「タグ」機能を拡張するプラグインである。
MT3.3のときに開発されたプラグインなので、MT4では、標準MTタグとしてすでにプラグインを導入しなくても使えるタグもある。

このプラグインで注目したい機能は、MTRelatedEntriesコンテナタグである。
この「MTRelatedEntries」は、

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エントリーコンテキスト(MTEntriesの内部、または個別アーカイブ)で関連するタグを持つ他のエントリーをリストするコンテナタグです。関連度が高いエントリーから順にリストします。
引用:TagSupplementals_Plugin.ja_JP ?Ogawa::Codeより
---------------

ブログ記事に指定したタグと同じ記事をリストアップしてくれる。
オプションの設定で、さらに関連度の精度をアップしてくれる。
よくブログ記事の最後に、「このブログ記事に関連した記事」などと書かれ、3~5記事タイトル(記事へのリンク)一覧が表示されているものである。

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19
May
2009

MovableTypeでどうしても標準仕様で導入して欲しい機能!

mtplugin
現在(2009.5.19)の最新バージョンは、MT4.25。
MT3からMT4になり、ブログからCMSツールへと機能も充実している。

しかし、MT2.6から常々、標準機能、標準プラグインとなって欲しいのに未だになっていないものがいくつかある。

ということで、時期バージョンアップの期待も含めてリストアップ!

1.カテゴリアーカイブのページ分割
 このプラグインはすでに数種類のものが出ているので、活用することは可能であるが、設置するには他のプラグイン設置よりもハードルが高い。
MT4.0になってから、月別カテゴリアーカイブという、ちょっとページ分割に近い形のアーカイブテンプレートも出現したが、ブログとしては使えるが、CMSツールとしてはそのまま使えないのが実情だ。

2.メールフォーム
 これは是非ともデフォルトでついて欲しい機能。

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MT4バックアップ機能で、「圧縮しない」を選択してバックアップを行う方法

前回の記事「MT4のバックアップ機能はオプションモジュールの有無によって機能が制約される」で、圧縮ができない(圧縮モジュールがない)場合、この「圧縮しない」方法のみの機能を利用するしかない。
「圧縮しない」にチェックを入れて、「バックアップ」ボタンをクリックするとバックアップが開始される。

圧縮しないバックアップ方法

画像のように、各レコードをバックアップしたあと、

「すべてのデータは正常にバックアップされました。」

その下にバックアップされるファイル名の一覧が表示される。
そして最後の行に、

----------------------

バックアップはディレクトリ/tmpに正常に保存されました。バックアップファイルには公開するべきではない情報も含まれています。一覧に表示されたファイルを/tmpディレクトリからダウンロードした後、ディレクトリから削除されたことをすぐに確認してください。

----------------------

と表示されるので、FTPもしくはサーバのコントロールパネルなどの機能であるファイルマネージャーで、ファイルを確認する。
がしかし・・・、バックアップファイルは作成されていない。

サーバのディレクトリ設定によるが、通常/tmpは絶対パスなので、ここに作成できるサーバは少ない。

確実にバックアップファイルを保存するには、mt-config.cgiに以下を追加する必要がある。
この方法は、バックアップファイル名を変更したいときにも有効である。

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