MT4.1では、新規ブログ作成で選択できる「汎用ウェブサイト」「既定のブログ」に加えて
・コミュニティブログ
・コミュニティ掲示板
が追加された。
この2つが”Movable Type コミュニティ・ソリューション”となる。
早速、コミュニティ掲示板を選択し作成してみた。
まず1記事を保存してページを生成。
デフォルトのテンプレートでの表示。
なかなかわかり易いシンプルなレイアウト。
管理ページの「デザイン」-「テンプレート」を表示すると、構成が微妙に違うところもあるが大枠はそれほど面食らうことはない。
「デザイン」-「スタイル」では、まだコミュニティ用のスタイルはないようだ。
前回の記事でも書いたが、機能的にはMT4.1のコメント機能・ユーザ登録・権限などの機能を、コミュニティとして独立した機能としたものとして解釈してもよいのではと思う。
通常のブログと比較すると
・ブログ記事 → トピック
・コメント → 返信
の位置付けとなっている。
MT4.2では、ブログ記事へのコメント表示も返信同様、ツリー形式での表示などが標準機能として使えるようになっている。
他にアカウント表示の横に、「vote」というリンク表示がある。
ここをクリックすると、カウント数がクリックでプラスされる投票ツールがついている。
この仕組みがまだよくわからないが、
MT4.2の新メニュー
「設定」-「コミュニティの設定」
システムメニューの「一覧」-「ユーザー」-ユーザ情報に
注目、被注目の新項目が追加されている。
XOOPSなど他のCMSツールでは、掲示板やフォーラムなどにはユーザ制限(指定されたユーザのみしかアクセスできないページ)を簡単につけることができる。
このMT4.2では、アクセス制限がかけられるのであろうか?
この機能があればかなり自由度が高くなり、活用ニーズも高いと思う。
正式版のリリースが行われ、この機能をどう活用することができるのか、特にWebショップでの活用事例に期待したい。