昨年8月末にGA4のリファラースパムurlumbrella.comがあまりに多く、対策を施してから、1年。
前回の記事は「GA4のリファラースパム対策をタグマネジャー(GTM)で設定する」を。
この1年、目立った動きを感じなかったも、この1週間のレポートのスナップショットを見ると1日だけ、アクセス数がアップしている。
またまた、リファラースパム urlumbrella.com の仕業か?

スナップショットから詳細データ、集客>ユーザ獲得 に移行しデータ分析。
Direct が突出して高く、Referral は他の日よりも高いが1年前のスパムリファーラーとまでは言い難い。

さらに、ディメンジョンをデフォルトの「ユーザー最初のメインのチャネルグループ」から、「ユーザーの最初の参照元」に変更して、参照元、リファラーを明らかにする。

やっぱり、ピンク色線は「urlumbrella.com」だった。除去できていないのか?
昨年と比較すると、この期間だけでみると存在はしているが、総数は少ない気がする。
そこで、1年前との比較データ↓を表示してみた。

実線が今年(過去12か月間)、点線が昨年の数値である。昨年は7回の集中アクセスがあり、今年は4回。
数値は格段に少なく、下記の数値データでわかるように-90%の変化率である。

昨年にタグマネージャーの設定が功を奏したのか、はたまた「urlumbrella.com」の自社サイトへのスパム活動が衰えたのか、結論を出すのは難しいところではあるが、1年目の検証としては良しとした。
もう少し、今後の推移を見守りたい。
さて、リファラーのリストを確認していると、昨年にはなかった気になるリファラー(参照元)がお目見えした。
「statics.teams.cdn.office.net」過去12か月間の推移が下記グラフ。昨年10月後半にアクセス数がそこそこあり。
teamsとあるので、teamsからのアクセスかしらと思うのであるが、今のところ、よくわからない。
スパムではないという判断をして、これも経過観察としよう。

さてさて、もう一つ。
しばらくGA4にアクセスしていなかったら、初期ページにスナップショップ(サマリー)のデータが表示されずに、以下の案内が表示されて、自身でレポートのスナップショットを作成するようになっていた。

ちなみに、今までの初期画面にしたい場合は、いちばん下に「前のレポートのスナップショットに戻る」のボタンが設けられている。

久しぶりのGA4へのじっくりアクセスだったが、なんだかGA4のメニューの切り替えがやたら重い、遅い気がするなぁ。