「Microsoft 365 Personal」のサブスクリプションの更新日は2025年11月4日、自動更新リミットの11月1日にキャンセルした。
ギリギリまでいろいろ悩んだが、一旦キャンセルしてこの先1ヶ月を目途に環境を整えることにした。
(本当は、更新日までにプラン変更、別サービス利用など環境を整える予定であったが、まだ悩んでいるのである(^^;)
目次
Microsoft 365 Personalの更新をキャンセルすることになった経緯は?
さて、更新を迷いキャンセルすることになった経緯・理由は、
- 大幅な値上げ:14,900円→21,300円/年(税込み)
 - Teamsの利用時、レコーディング(録画・録音)機能が使えない
 
そもそも2番目の理由、Teamsのレコーディングの必要性がなかったら、高い!と憤りながらもそのまま更新したと思うのだが、TeamsのレコーディングOKを実現するために、オンライン会議ソフトの選定も含めて考えていた。
詳細は、「Microsoft 365の見直しを考えています、PersonalからBusinessへ」に記したが、この時点では「Microsoft 365 Business Standard」への移行予定と考えていたが、その後さらに別の選択肢も出てきたので、今回はとりあえず新サービスへの契約は保留ということにした。
Microsoft 365 Personalの更新をキャンセルする
マイクロソフトアカウントにログインし、メニュー>サブスクリプションにアクセスする。
契約している「Microsoft 365 Personal」項目の最後「サブスクリプションをキャンセル」の項目をクリックする。

すると、最終の確認を聞いてくると共に複数のプラン変更も提案してくる。
まず、年単位の支払いから月単位支払いへの提案1
サービス内容は同じだが割高となる。2,130円/月、年間換算だと25,560円。

次に違うプラン移行の提案2
自分に合ったプランを選択する。現プランを含め3プランが表示される。
うん?値上り前の価格(昨年支払った14,900円)のプランに遭遇した!
「Microsoft 365 Personal Classic」プランというもの!?

調べると、更新ユーザだけが選択できるプランだそうで、書かれている通り、AIを使用しない低コスト版ということらしい。
この時点ではじめて知った情報である。Microsoft 365 サブスクリプションの更新お知らせのメールには、値上りすることは書かれているが、更新前と同額のプランがあるとは記されていない。
ただ、継続するには、AI を搭載した最先端の機能を含むと書かれてはいるにはいるが・・・これを含まないプランもあるってことも書いて欲しかった・・・。
更新キャンセル期日は本日までであり、Casssicが選択できるのは更新ユーザのみという限定付き。Classicへの決断は今日のみである。(期日ギリギリの手続きが仇に?)
そうそう、当方の重要な条件、Casssic版のTeamsの機能はどうなるのか?ここが大きな問題である。
ざっくり調べたところ、Teamsは無料版機能(時間が60分に限定されるなど)になってしまうようなことも書かれているが、Microsoftサイト側の明確な情報は出てこない。そもそもMicrosoft 365 Personal Casssic版の情報もなにやら今一つわかりにくいページ:Microsoft 365 Personal プランと Family クラシック プランへの切り替え1があるだけだ。
うーん、1ヶ月だけMicrosoft 365 Personal Casssicに切り替える手も考えたが、今後の選択肢がまた増えるのも面倒くさいので、ここはキャンセルすることとした。

そもそも、AI=CopilotとOfficeソフトと連携して使う用途が、当方の場合、今のところほぼないのである。
とはいえ、今後はAIも利用していくことは考えている。そのAIサービスも含めて、Office環境の見直しを模索しているのである。
さて、サブスクリプションが終了した11/3を過ぎて、11/4現在の管理画面。

再サブスクリプションの期限は切れたが、有効期限は11/4とある。
この有効期限とは、ストレージの期限だろうか?
まだ、ストレージ容量が1TB(Microsoft 365 Personal プラン)になっている。その後、5GBに変更されると思われる。
さて、Microsoft 365 Personalを解約したその後の環境についてのレビューは、次の記事としてアップする予定である。また、結局、どのサービスを利用することになるかの記事も後日、書く予定だ。
改めて、「Microsoft 365 Personal」と「Microsoft 365 Personal Classic」の違いについて
既にMicrosoft 365 Personalキャンセルしてしまったが、Copilotに聞いてみた。
「Microsoft 365 Personal」と「Microsoft 365 Personal Classic」の主な違いは、AI機能「Copilot」の有無と価格です。以下に詳しく比較します。
🆚 Microsoft 365 Personal vs Personal Classic
| 項目 | Microsoft 365 Personal | Microsoft 365 Personal Classic | 
|---|---|---|
| AI機能(Copilot) | あり(Word, Excel, PowerPointなどで利用可能) | なし | 
| 価格(年額) | 約21,300円(税込) | 約14,900円(税込)1 | 
| クラウドストレージ | 1TB(OneDrive) | 同じく1TB | 
| 利用可能デバイス | 最大5台まで同時利用可能 | 同じく最大5台 | 
| Officeアプリ | Word, Excel, PowerPoint, Outlook, OneNoteなど | 同じく利用可能(AI機能除く) | 
| 対象ユーザー | 新規・既存ユーザー | 既存ユーザーのみ(期間限定)1 | 
| 提供形態 | サブスクリプション(月額・年額) | サブスクリプション(年額) | 
| Copilot Proの追加 | 可能(別途月額3,200円) | 不可 | 
💡選び方のポイント
- Copilotを使いたい → 通常の「Microsoft 365 Personal」
 - AIは不要で価格を抑えたい → 「Microsoft 365 Personal Classic」
 
Classicプランは、既存ユーザー向けの期間限定オファーであり、新規契約では選べない場合があります。また、定期請求が有効になっている状態でのみ表示されることがあるため、切り替えには注意が必要です。
■さらに、Teamsについても聞いてみた。
Q.「Microsoft 365 Personal Classic」でもTeamsは使えますか?具体的には、無料版でNGである1時間を超えても使えますか?
A.はい、「Microsoft 365 Personal Classic」でもMicrosoft Teamsは利用可能ですが、会議時間の制限に注意が必要です。
🕒 Teamsの会議時間制限(Microsoft 365 Personal Classic)
| 会議形式 | 利用可能時間 | 備考 | 
|---|---|---|
| 1対1の通話 | 最大 30時間 | 無料版でも可能 | 
| グループ会議(3人以上) | 最大 60分 | 無料版と同じ制限が適用される1 | 
❓なぜClassicプランで制限があるのか?
- 「Microsoft 365 Personal Classic」は、Teamsのプレミアム機能が含まれていない可能性が高く、無料版相当の扱いになるケースがあります。
 - そのため、グループ会議は60分で自動終了してしまうことがあります。
 - Microsoft公式でもこの点は明確に記載されておらず、サポートに確認しても回答が曖昧という報告もあります。
 
とのことで、キャンセル時にGoogle検索で調べた内容と変わらずの結果を、きちんと表にしてまとめてくれた。
